人間のこと

みるくの旅のものがたり

ある日のこと。
みるく と ソーダ が どっきんぐして
みるくソーダ に なりました。

みるく は それだけでは あきたらず
いろんなものと 出会う旅に 出ました。

ミルクティー いちごみるく カルピス
みるくココア カフェオレ ミルクセーキ

飲み物は まだまだ たくさんあります。

しかし みるくったら よくばりで…

『たべものにも なるんだ!』 と
また 新たな旅に出ました。

…さて
どんな食べ物になったのでしょう?

まずはじめに みるくは 材料になりました。
チーズ バター クリーム
みるくを『はっこう(醗酵)』させた
『にゅうさんきん(乳酸菌)』

それから みるくは 本格的に食べ物になりました。

クリームシチュー クリームスープ クリームスパゲッティー
あさりのクリームチャウダー チーズフォンデュ

まだまだ たくさんあります。

クリーム が使われるものと
チーズ が使われるものと
バター が使われるもの
にゅうさんきん が使われるもの   ぜんぶです。

それから みるくは デザートにもなりました。

アイスクリーム ブラマンジェ 杏仁豆腐(あんにんどうふ)
ババロア ヨーグルト プリン エクレア シュークリーム
いちごショートケーキ チーズケーキ などなど

数えたら きりがありません。

こんなに 多くのものに使われている みるく
いったい どこから やってきたのでしょう?

もともと みるくは
おかあさんから 出来ています。

ひと のおかあさん。
うし のおかあさん。
やぎ のおかあさん。
しょくぶつ のおかあさん。

その他のおかあさんも、いるかもしれません。

それは わたしたちの
いのちの みなもと でもあります。

だから とても大切にされているのです。

ありがとう。おかあさん。

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そらにうかぶ

きみは まるで くものよう
そらにうかぶ くものよう

いろんな おもいが こころのなかで
いろんな かたちに へんかしてゆく

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僕らが生まれた理由(わけ)

「わたしはとても不幸なの」
君がいった言葉
他のひとを見ていないね
ただ 自分だけの世界を見ている

誰だって 泣いて
誰だって わらって
みんな生きている

喜びあって 励(はげ)ましあって
同じような日々を送っている

その日々の中で 
気づいたことが
あたらしい記憶となり
僕らに息吹(いぶき)を与えてくれる
喜び 悲しみ 教えてくれる

傷つけて 傷ついて
ただ そのために
僕らは生まれたんじゃないと
こころのどこかで もがいている
僕は今日も生きているんだ

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にんげん

にっこりほほえむと
やさしい きもちになるよ

こころから でも
からだから でも
どちらでも おなじ

きもちってふしぎ

ちっちゃいときは
こころが うごかなければ
なんにも やらなかった

おおきくなってから
からだを さきに 
うごかすようになって

そうしたら きもちが
あとから ちゃんと ついてきた

こころって ふしぎ

どんなことばでも
ぼくの うけとりかたによって
よくも わるくも なるんだもの

にんげんって ふしぎ

まだまだ しらないことが
たくさん たくさんあるんだもの

だから ぼくは にんげんがすき

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評価

「評価はひとが決めるもの」
ぼくは上司に言われた

でも ぼくは違うと思う
確かに評価は人が決めるもので
その評価に似合うに働いている

けれど 周りからの評価が
低かったらどうだろう?

その評価=ぼく
最低な評価=ぼく

…だから ぼくは落ち込んだ

それは どんなに頑張っても
報われなくて 一生懸命やっても
できなくて…泣いて泣いて泣いて

「がんばれ」 って周りから言われ
がんばって がんばって がんばって

それでも 報われなかった ぼく

いつだって評価は
後から ついてくるけれど

せめて 自分は自分を
さげすむようなことをさせないよう
しっかりと 抱きしめてあげたい

それが出来なかったぼくは
あんなに苦しんで こころの病に陥ったのだから…

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親友へ

誰かのこと
解っているつもりでも
まったく 解らないことがあるね

君にいった
「がんばれ」
その一言が君を傷つけた

うつ病をもっている人は
それだけで精一杯がんばって生きている

なのに 追い詰めることを
ぼくは 知らず知らずにしてしまった

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ケンカをした帰り道

ケンカをした帰り道
ちょっと うつむいて
2人とも だまって帰った

家に たどりついても
ずっと こころに何か
ひっかかったまま

もどかしくて せつない
なんだか かなしくて

明日になったら
きみに会いにいこう

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偽善者

いいことをしても
何も返ってこないから

ぼくは いいことをしない。

いいことをしても
悪いことばかりだから

ぼくは いいことをしない。

お母さんにいわれた…
「それはね。
 やさしいとはいわないよ」

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選択肢

生きるか、死ぬか。
それしか
選べない人生なんて
ぼくは やだ。

生きることは くるしい。
死ぬことは くるしい。
選ぶなら どっちがいい?
なんて ぼくは やだ。

そのどっちも
くるしいことじゃなくて
たのしいことだとしても。

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かくにんのうた

ぼくは いま
いきをしているよ

あなたは いま 
いきをしているかい?

おおきく すって はいて
しんこきゅうをして…

いま いきてるよね ぼくたち
いま じっかんできたでしょう?

いきていてよかった

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自傷行為

ナイフで切りつけて
自分を痛めつけるのは
こころの訴えなのかも知れないね

そうすることでしか
生きている実感がわかない とか
そうすることでしか
自分を許すことができない とか

だからって ぼくが 
どうこうできるわけじゃないけれど

その人の問題は 
その人だけが解決できるのだから

ただ ぼくに一つだけ 
できることがあるならば…

生きていて と願うことだけ
本当に ただ それだけなんだ

ナイフで切りつけたとしても
死なないこと 殺さないこと
それだけは 絶対にやらないで欲しい

ただ それだけが ぼくの願い

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うれしいこと

この世でいちばん
うれしいことが なにか
あなたは知ってる?

それはね…

ぼくが いきていること
あなたが いきていること

どんなに つらくても
いきていること

それが いちばん
うれしいことなんだ

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~おばあちゃんへ届け~

「両親が小さい頃に亡くなって
 ずっと独りで生きてきた」

おばあちゃんが いつもいっていた

おばあちゃんは弱い人
けれど
強くなろうと頑張っている人

ぼくには 両親も兄妹もいて
とても めぐまれていると思う

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パズル

欠けたピースが散りばめられた
無限に広がる この世界で
ぼくは生きている

欠けたピースを探すのは
ぼく一人では無理だけれど

一人 二人 三人と
たくさんの人たちの中で
ぼくは より多くのピースを
見つけることができる

そして まだ未完成だけれど
ぼく という人間が形つけられてゆく

何度も何度も転生を重ねながら

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道~Tao~

いま通ってきた道
まちがっていなかった?

ぼくは 振り返って
不安になった

この道は
あっているのだろうか?

なんだか
引き返したくなってきた

そろりそろり
その一歩一歩が
とても重く感じた

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まえ向き

前をみて歩く
それは 自然なこと

なのに どうして
わざわざ ぼくは
前を向かなくちゃ と
思うんだろう?

しなければ とか
やらなくちゃ とか
すぐ 自分を追い詰めて

その重みに耐えられなくて
つぶれてしまった ぼく

“歩くことが苦しくなった”

たった それだけで
こんなにも うしろ向きになった

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壊れかけた時計

壊れかけた こころの時計
この針を動かすのは 自分次第

進み始めた僕たちは
いくつかの 戸惑いを覚え
いつしか 抱いていた夢と希望
ほこりにまみれて 汚されてゆく

仕方ないよ そんな言葉が
いくつも いくつも 沸いてきて

計り知れない この先の
大きな希望を消し去ってしまう

見渡す限りの 青空
昔はあんなに広くて おどろいてた

今では どうなの?
このちっぽけな空

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気づかないまま

あのこが嫌い
このこが好き

あれは嫌い
これは好き

なんでもかんでも
好き 嫌い
この2つに別けて

嫌いなものを
捨て去り
好きなものだけ
かき集める

きっと そういう
生き方は楽しい

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…なんてね。

勝つか負けるか
みんな必死で戦ってる。
どっちが上で
どっちが下か
みんな上を目指してる。

そりゃそうだ。
それは、当然だよね。

この世界は 出来たやつが
一番得をするんだから。

そう思って生きているような
人達がいっぱいいて
その中に 自分もいるのだから。

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ここにいる

ぼくが ここにいる
きみが ここにいる

なんでもないことなのに
なんでもないことが しあわせに思う

動けなくても 息さえしていれば
生きているといえるだろうか?

今まで 疑問に思っていたけれど
苦しくても 生きていたい という気持ちがあるから
息をするんだと 今は思う

こころが どうであれ
体が『生きたい!』って 叫んでるんだよ
だから 心臓は動いてるし 酸素も補給するんだ

そんなことを ふと 考えるようになった

自分のこころと体が いうことをきいてくれない
あの 悪夢から 覚めてきて

ここにいる という素晴らしさが 
少しだけ わかった気がする

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なんでも出来る人間

なんでも出来る人間になりたい
子供の頃 よく思っていた

でもね なんでも出来るって
本当は ありえないこと

たとえば 人間は空を
飛行機とか機械を
使わなければ飛べないし

ジャンプ力があっても
一瞬で富士山や
エベレスト山を跳べない

おおげさに言ってしまったけれど

出来る人と 出来ない人がいる
出来る人は ほめられて
出来ない人は けなされる

いつから 結果がすべて
に なってしまったの?

哀しいね 本当に

結果が 悪くたって
勝ち負けが 価値観じゃなく
どう思って おこなったかが
その人の価値観じゃないの?

大体、他人に価値観を決められるなんて
そんなこと自体がおかしいんじゃないの?

なんて思ったり…

頑張って努力している人を
ほめてあげられる 人間になりたい

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完璧人間

すべて
完璧な人間なんて
存在しない。

完璧にならなくてもいいんだよ。

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